会長のメッセージ

DCAC会長退任に当って
2022年7月吉日
DCAC前会長 河村 徹
この6月を以て、DCACの会長を退任することとなりました。
約5年の在任期間に何を為せたかと思いを巡らすに、忸怩たる思いが重く残るのを禁じえないというのが正直なところです。
今春にはDCACの65周年の節目を迎えるに当り、クラブの来し方を俯瞰し、次の世代への橋渡しをする良い機会と期すべきものも有りましたが、コロナ禍の蔓延により、定期総会も延期の止むなきを得ぬ事態となったことは断腸の思いです。

ただ、小生を含め今まで会の運営に尽力してきた首脳陣も、疾病や古傷、高齢化などにより充分な活動を期し難くなりつつあり、現役とのコミュニケーションも疎かになってきつつあるも現実であり、会の活動の主体をなす「運営委員会」の改組、若返り、会計システムの見直し、又、それを保証する「会則」の見直しなど が急務であるとの認識で昨春より検討を重ねて参りました。
それが漸く実を結び、この7月度より何とか新体制が発足し、後事を託す事が出来たのは、小生にとって細やかな喜びではあります。
一部「会則」の細部の詰めなどの課題はありますが、新会長の藤岡淳一氏や新運営委員長の山口一夫氏などの優秀かつ元気溌剌とした新役員に今後を託す事が出来、老兵は安心して去ることが出来そうです。

短い期間ではありましたが、皆様方には多大なご支援、ご協力を頂き、心より御礼を申し上げると共に、皆様方のご健康とご多幸、そしてDCACとDAAの益々のご発展をお祈り申し上げて、退任の挨拶とさせて頂きます。

 

DCAC会長就任のご挨拶
2022年7月吉日
藤岡  淳一
今年6月より新会長に任命されました、75年度生藤岡です。
昨年6月のDCAC会報にも書かせていただいたように、私は2008年から約10年間病気のためOB活動に参加できず、2018年にOB会に出戻った次第です。
病気治療の間はとても山に行く気力も湧きませんでしたが、時々焦燥感にかられ身体を動かさねばと、近くのポンポン山に一人登りに行きましたが、記憶の中の景色は未だグレーの映像です。
しかし、復帰9月に稲垣さん、高橋さん、大塚さんと久しぶりの北アルプス(西穂)山行で、OB会のメンバーと行く山の楽しさ、爽快さを味わうことが出来ました。
人生には一人一人にそれぞれステージや状況が有ると思います。
未だ終息しないコロナもそうしたものの一つでしょう。
現役達もクラブ活動どころかキャンパスライフも儘ならぬ2年を過ごしました。
が、その環境がNet会議を普通のものにしてくれ空間距離を無くしたのも事実です。
今後とも「やろうと思った時・やれると思う時」気楽にDCAC活動に参加できる会の体制を維持できるように活動させていただきます。
近日中に運営委員長以下来年5月の65周年記念総会(2022-Olympicみたいですが)に向け再度具体的な計画立案を進めてゆくことになりますので会員の皆様のご協力を宜しくお願いいたします。
最後に歴代会長に引き比べ誠に「軽量級の会長」では有りますけれど、神輿は軽いほうが担ぎやすいといいます。副会長はもちろんしっかりした運営委員の方々が良い方向にOB会活動を進めてもらえると思っています。
コロナはまだ続きますが、皆様お体を大切にしていただき、来年5月にお会いしましょう。